やたらと家の中で小さなクモを目撃するなーって思って調べてみたら、クモは6月〜8月が産卵期のようですね…
幸いなことにハエトリグモのような小さいタイプや、まだ子どもと思われるサイズしかいないのでなんとかなってはいるんですけどね。
我が家は、隣が休耕田・裏手に用水路という環境なので、多少の虫は覚悟しています。
それでも家の中には入って来てほしくないのが本心です。
対策方法を調べていると、”ハッカ油”に巡り会いました!
ハッカ油はクモを含めて防虫効果がある他にも、用途は多岐に渡りますので常備しておくといいかもしれません。
ハッカ油での防虫のメリットと、必要な道具などをご紹介します!
ハッカ油で防虫のメリット
ハッカ油での防虫の対象
クモ・ゴキブリ・蚊・ハエ・アブ・ハチなど、多くの虫に効果を発揮します。
虫たちはメンソールの香りを苦手とするようです。
なお、殺虫効果はありません。虫を寄せ付けにくくする効果があるだけですのでご注意を。
人体に無害である
ハッカ油は、ハッカの葉茎から成分を抽出・精製をすることでつくられています。
天然成分のため、基本的には人体に無害です。
しかし、原液を希釈せずに乳児や妊婦さんに使用することは悪影響の心配があるため避けましょう。
また、ペットも種類によって苦手な動物(特に猫科の動物)もいますので、事前に確認を忘れずに!
その他の使い方
- 夏場の入浴剤として
バスタブに2〜3滴垂らしてかき混ぜます。
入れすぎると温かいのに寒いという不思議体験になるので少量で試して下さい。 - マスクに垂らして、鼻詰まり対策
花粉症や鼻詰まりに悩まされているときにマスクに一吹き。
30cm以上離した距離からでも充分な効果がありますよ。
コロナ禍での暑さ対策にも◎ - 掃除の時に一吹きすることで防カビ効果
水回りの掃除に使用することでカビの繁殖を防ぐこともできます。
油分が含まれているので、吹き付ける場所の素材には注意してください。
いくつか代表的な例をピックアップしてみました!
思った以上に汎用性が高いので、他の使い方も調べてみて下さい。
ハッカ油スプレーの作り方と必要なもの
ハッカ油スプレーの作り方
作り方は非常に簡単。
ハッカ油が手についたら顔とかを触ってしまうと大変なことになりますので、すぐに石けんで洗ってください。
①無水エタノールを10ml容器に入れる。
②ハッカ油を10〜20滴容器に入れてよく混ぜる。
③精製水または水道水を90ml入れてよく混ぜ合わせて完成!
※ポイントは無水エタノールとハッカ油を先に混ぜておくことです。
順番を間違えるとうまく一体化してくれませんのでご注意を。
ハッカ油
シゲタはこのハッカ油を使用しています。
食品添加物指定の天然ハッカ油のため、安全性にはお墨付き。
20mlだと少なく感じますが、1年位では全然なくなる気配がありません。
アトマイザー
アトマイザーは素材に注意が必要です!
ポリスチレン(PS)を使用すると溶けてしまいますので、避けて下さい。
ガラス容器かポリプロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)の容器を使用して下さい。
100円ショップにも色々なアトマイザーがありますので、探してみてください。
無水エタノール
ハッカ油は名前の通り油性素材のため、水とは非常に混ざりにくい性質があります。
そのため乳化剤として無水エタノールを使用します。
ちなみにシゲタは面倒なので入れなくなりました。
使用前に全力で振って混ぜてますが、問題なく使用できてます。
精製水
より高い安全性を求める方は精製水を使用するとよいですね。
ガサツなシゲタは水道水を愛用してますが、特に効果に違いは感じられません。
市販の防虫薬品は?
市販にも良さそうな商品があったんですが、小さい子どもがいるため使用を見送ることにしました。
ベランダや屋外などの子どもの手の届かないところにはこちらを使用してみようかと思います。
まとめ
市販品の防虫剤とハッカ油の効果を比較した場合、やはり市販品の方が効果が大きいのではないかと思います。
しかしハッカ油には安全性やその他の汎用性を考えると充分にメリットがあります!
天然成分にこだわりがあったり、小さい子どもがいるご家庭では一考の余地はあるのではないでしょうか。

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