我が家の娘が1歳を超えて、どんどん活発に動くようになってきました。
安全に思える家の中でも危険は多く潜んでいます。
その中でも特に危険なシーンの一つである「階段からの落下」
私自身も小さい頃に階段の頂上から転げ落ちた経験があります。
予め、危険なところに近づかせないようにするためにベビーゲートがあれば安心。
階段の上に設置できるタイプ自体が少ない中、設置可能なアイテムを発見しました。
それは「ネビオのゲートル」です!
本来は壁に穴を空ける必要がありますが、今回は2×4の木材を使用することで賃貸物件でも設置が可能となります。
おおよその作業時間は2時間程度で完了することができました。(塗装の乾燥時間は別)
メゾネットタイプの賃貸物件など、壁に穴を空けたくない場合の施工方法を紹介します!
ネビオ ゲートル最大のメリット
なんと言っても階段の上に侵入防止のゲート設置することができる点です。
階段の上からの落下予防に適したアイテムは少ないので、選択肢があまりありません。
また、ロールスクリーンタイプなので、設置場所の間口部の距離を問わずに設置することが可能です。
必要な材料
今回使用した材料は下記の4つです。
- ネビオのゲートル 本体
- 2×4の木材
- ラブリコ
- 塗料

設置の手順
①2×4材の下準備
ホームセンターで2×4材を購入します。
事前に天井から床までの距離を計測しておきます。
ラブリコを使用する場合は、実測値から90mmマイナス寸法で切断しておきます。
子どもが触っても安全なように表面にサンドペーパーをかけます。
100番 400番
ささくれに注意
100番のサンドペーパー→400番のサンドペーパーの順にかけていきます。
ささくれや毛羽立っている箇所は丁寧に。
次に塗装を施します。塗装は内装の雰囲気次第ではあえて省いて木の質感を活かしてもいいですね。
紙コップを使うと便利 スポンジで薄く伸ばしていく 塗装は今回は薄めに
今回は少し木目が残るように薄めの塗装で仕上げました。
塗料を良く振って混ぜてから、紙コップに移してスポンジにつけて伸ばしていきます。
塗料はミルクペイントを使用しました。
牛乳由来の塗料で安全性が高く、ツンとした嫌な匂いもありません。
伸びもよく使い勝手がよいのでオススメです。
ラブリコを使って設置する
ラブリコの取り付け 天井側 床側
ラブリコを使用して、天井と床の間で突っ張らせて固定します。
小さな子どもが触れても動かないぐらいの強さを目安にネジを回します。
やみくもにネジを回すと天井や床を傷つけてしまうのでほどほどに。
ネビオ ゲートルを2×4材に固定する
ブラケットの台紙 本体側 固定側
ネビオのゲートルはビス止めの台紙があるので、位置決めが簡単な点が◎
ビスの位置を確認し、取り付けブラケットをビス止めします。
本体の取り付け 使用状況
あとは本体を取り付けて完了です。
しっかりと固定ができていて、実際に子どもが触ってみても不安感は全くありませんでした。
最初は塗装を省略しようかと思ったのですが、やはり壁紙と同色にすると一体感がありますね!
2×4材を使用して固定するデメリット
①下部に隙間が空いてしまう

2×4材を固定するためのラブリコの分の高さがあるため、少し隙間が空いてしまいます。
10cm未満の隙間なので安全性には問題はありませんが、おもちゃが転がって行く心配が残ります。
②費用が余計にかかってしまう
ラブリコ(2個) +2×4材(2本分) + 塗料 = 約4,000円
なかなかに負担の大きい金額ですよね。
しかし、賃貸物件で壁に穴を空けてしまうよりも支出は抑えることはできるはず!
この金額で子どもの安全性が向上するなら、納得しましょう!!
まとめ
階段上に設置するタイプのベビーゲートは壁にビス止めするタイプか、突っ張り棒のタイプが主流です。
突っ張り棒のタイプは間取りによっては使用ができませんが、今回の方法なら好きな場所にゲートを設置可能になります。
少し手間はかかってしまいますが、DIYが好きな人ならば容易に制作・設置が可能です。
DIYでより安全で快適な空間を作ってみてはいかがでしょうか。
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