【現役FP金融営業マンが教えるシリーズ4】株式型ファンドの選び方

株式ファンドHow To

この記事は

投資信託の中身(債券、株式、リート等)についてもっと知りたい!

という方に読んでいただきたい記事です。

今回は今最も売れている株式型の投資信託にスポットを当て、「株式型の投資信託を選ぶ上での注意点」について解説していきます。

この記事の権威性

私は10年以上投資信託販売に従事している、現役の金融商品営業マンです。

ファイナンシャルプランナー資格保有。

過去に担当したいお客様は累計1,000人以上。

中には法人のお客様もいらっしゃいます。

一度に数百万円の利益を出していただいたこともあります。

現在後輩への販売指導も行っている、私ケヤが解説していきます。

株式型ファンド、どこで買うべき?

資産形成層が株式型の投資信託を積立形式で購入していくにあたり、

現在最もオススメされているのが世界株式へのインデックスファンドです。

インデックスファンドとは元となる指標、

例えば日経平均株価TOPIXダウ・ジョーンズ30種工業株平均S&P500などの動きに連動するような投資信託のことで、パッシブファンドとも呼ばれます。

オススメされる一番の理由は、購入手数料や信託報酬が安いこと。

投資のみで長者番付の上位に上り詰めたことで有名なアメリカの投資家、ウォーレン・バフェット氏も

「普通の人はあれこれ銘柄を選んで投資するより、インデックスファンドを買った方がマシだ」

と述べています。

世界全体で見れば成長していくことが約束されている世界株式。

世界株式を扱うインデックスファンドへの投資は、長期的な視点で見れば間違いのない投資先であると言えます。

この意見に則れば、投資信託が購入可能なネット証券でつみたてNISA口座を開設し、インデックス型のETF(上場投資信託)を購入することが最も有効な投資となります。

アクティブファンドのススメ

インデックスファンドの反対に位置する株式型投資信託がアクティブファンドと言われるものです。

以前に資産形成層には値動きの激しい株式型投信の定時定額購入が有効だとお話ししました。

その際に投資候補となるのがアクティブファンドです。

インデックスファンドと違い、ファンドマネージャーが意図を持って投資先を積極的に選んでいきます。

指数に連動させるのではなく、様々な視点から運用商品を選ぶ。

この点がアクティブファンドと呼ばれる所以ではないかと思います。

ドルコスト平均法の利点を最大限活かすために、より値動きが大きくなるアクティブファンドを選ぶというのが私のオススメになります。

では、どのような銘柄を選べば良いのでしょうか。

アクティブ型株式ファンドのあれこれ

株式型のアクティブファンドには大きくわけて2つのタイプがあります。

  • 割安ライン、割高ラインを設定し、価格を見て銘柄の入れ替えを行ってくれるタイプ
  • 今後上昇が期待できそうなテーマに合った銘柄へ投資するファンド
  • 相場の下落時に強くなるように銘柄を選定するファンド

どのタイプも常に価格が上昇するわけではありませんから、あくまで余裕資金で行ってください。

個人的には流行りのテーマを乗り換えていくのが好きですが、

「将来性のある割安銘柄を買っていくタイプのファンドが実績は高い」というのがこの10年見てきた私の感想です。

今後アメリカもテーパリングを控えていますし、相場の下落時に価格が上昇するタイプの購入も今後考える必要があると思っています。

自身の好みに合わせてこれらのタイプを組み合わせてみてください。

まとめ

株式投資を行っている裏側には必ず人の思惑があります。

株式は生き物だと思っています。

ですので株式ファンドもたまには面倒を見てあげる必要があります。

これまで調子が良かったというだけで、これからのマーケットもこれまで通りに動くとは限りません。

「ただひたすらにインデックス型ファンドを買い続けていれば間違いない」というのは危ない考えだと私は考えます。

自分なりのストーリーを描いて、これから上昇するであろう銘柄を予測したり、

基準価額の高い銘柄を分析して、どうして運用が上手くいったのかを調べてみる。

やっぱりファンド選びも自分の勉強量と、いかに経験値を重ねたかにかかってくるのですね。

とはいえ、普段からこまめに相場を見るのは正直面倒ですよね。

売り時、買い時に悩んだら、金融営業マンにアドバイスを仰いでみるというのも良いかもしれませんよ。

ケヤ
ケヤ

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