楢崎智亜選手が惜しくもメダルを逃してしまいました。
スピードで落下してしまったのが悔やまれますが、活力をもらえたパフォーマンスでした。
ひとまずお疲れさまでした。
スポーツクライミングがオリンピック競技に採用されて活気づくのを尻目に、2020年にシゲタはボルダリングをやめました。
かれこれ10年以上、ボルダリング以上に熱中して継続できた趣味は他にはなかったんじゃないかな。
平日は週に2〜3回ほど3時間は登って、休日は8時間以上ボルダリングジムで登っていましたね。
11月〜3月のハイシーズンは豊田や恵那、フクベの山中にある自然の岩にも休みの度に通っていました。
しかし、色々な状況の変化が重なったこともありボルダリングはやめてしまいました。
今回は特に訴えたいことは何もないんですけども、ボルダリングをやめた経緯や起きた変化について書き連ねることとします。
ボルダリングをやめた理由
結婚・転職

非常によく耳にする話です。
生活環境の変化はボルダリングにおいて大きく影響があります。
独身時代の様に朝から晩まで岩山にこもり続けることは後ろめたい。
うちは比較的、寛容な妻のおかげでかなり自由にさせてもらっていますが、やはり後ろ髪は引かれます。
また、結婚と同時に仕事を変えたことも大きかった。
ずっと営業職だったが、転職後に製造の現場に立つ様になり体力的にボルダリングに対する余力がなくなってしまいました。
コロナ禍

コロナウイルスの感染が広まり始めた2020年4月、ボルダリングジムは自粛要請により休業を余儀なくされました。
これまでの禁断症状に近いような習慣が強制的にリセットされることに。
ここでモチベーションはほぼほぼ途切れました。
営業が再開してからはマスクを着用してクライミングをすることになりました。
しかし、基本的にマスクが苦手で極力は着用したくないため、さらにモチベーションは低下。
岩場(特に豊田での)における騒動
ボルダリングジムを奪われたクライマーは岩場に殺到することに。
岩場があるような場所は基本的に人口の少ない静かな場所です。
そんなとこに他県ナンバーの車や、見ず知らずの人々が押し寄せたら地元の住民は不安になることでしょう。問題になることは想像に難くありません。
また、コロナ禍の少し前から豊田の岩場では地権者とクライマーとその他の関係者と一騒動あったことも一因です。(詳細は伏せます)
そんなこんなで岩場に対する気持ちも冷めたのでした。
ボルダリングをやめて変化したこと

身体的には負担が激減
とりあえず以下に箇条書きで主な3つを。
時間の確保が容易に
とにかくボルダリングの時間の確保を優先していて、睡眠時間も食事の時間も犠牲にしていました。
週に2回(各2時間ぐらい)しかボルダリングができていないと、
「ぜんぜん登れてない」って言う人がほとんどの世界でした。
食事を楽しめるようになった
クライマーにとって体重のコントロールは死活問題。
日常生活では炭水化物は基本抜く。
平日にボルダリングをして帰って来たら11時ぐらいになってしまうので食事をする時間がない。
仕方なくプロテインとサプリメントで済ます。ダイエットになってラッキーくらいの勢いで。
ちなみに現役クライマーの知人は「最近はゆで卵とひまわりの種しか食べてない」って言ってました。

ボルダリングはめちゃくちゃおもしろいよ!

ここまで書いていて思いましたがボルダリングが悪いことみたいになってるw
ボルダリングは全身運動にもなるし、仲間と達成感を共有できるし、非常によいスポーツです。
悪いのは、熱中しすぎるとのめり込みすぎて周りが見えなくなってしまう自分自身です。
心当たりのある方、ご注意下さい。


過ぎたるは及ばざるが如し 何事もほどほどが大切。
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