シールやステッカーの糊の跡って剥がしにくいですよね。
貼ってから年月が経っていると余計に剥がれないんですよ。
これが車のボディになると更に剥がれないんです。
今回はキッチンカーにする中古車のステッカー跡をきれいに剥がす方法をご紹介します。
はじめに
依頼内容はステッカー跡を落とすことでした。
カッティングシートを張るので、ボディ表面の凹凸を無くすことに重点を置いて作業しました。
一番作業量が多い右側面から施工を開始します。
今回の車体はステッカー自体は殆ど剥がされていたのですが、ステッカーの糊が残っていて手で触るとベタベタしていました。
ベタベタするという事は完全に固まっていないので、ステッカー剥がし剤とカーボン製のスクレーパーを使えば剥がせると思い施工してみましたが全然取れませんでした…
正直もう少し剥がれると思っていたのでちょっとがっかりですね。
次の手を打つことにしましょう。
ランダムサンダーを使う
次の手にして最終手段のランダムサンダーを使うことにしました。
ランダムサンダー本体にサンドペーパーを貼り付けて削り落とします。
まずは600番のサンドペーパーを使ってみました。
そのままサンダーをかけると表面がザラザラしてしまうと思い、水をかけながらサンダーをかけることにします。
しかし600番のサンドペーパーでは目が細かいようでなかなか削れません。
もう少し荒いサンドペーパーが良いのではないかと思い、次は240番を試してみます。
とてもきれいに落ちますね。240番のサンドペーパーでいきましょう!
右側面
ここからはひたすら削っていきます。
一番時間がかかった面は右側面で、約2時間かかりました。
高い所はアルミ製の足場台を使ったのですが、肩より上に腕を上げたまま長時間作業するのはとてもしんどいので足が伸縮する足場台を使ったほうが作業性が良いですし、腕もラクです。
後面
続いて後面の施工をしていきます。
後面はポールや凹凸があるため手磨き部分が多くて少し大変でした。
手磨きの時は耐水サンドペーパーの400番を使用しました。
作業時間は約1時間かかりました。
左側面
次に左側面を施工していきます。
この面は接客間口と接客テーブルがある面なので、削る量は少なかったです。
作業時間は約30分でした。
前面
最後に前面を施工します。
前面は運転席の屋根に登っての施工でした。
体勢が不安定なので足元に注意して作業しました。落ちたらシャレにならないので…
前面も削る量が少なかったので、作業時間か約30分で終わりました。
まとめ
ステッカー剥がし作業は今回が初めてだったのでもう少し時間がかかると思ったのですが、施工完了まで約4時間で終われました。
普段の乗用車のボディ研磨とは違って、塗装面をあまり気にせずのびのび作業できたのが早く出来た要因だと思います。
ステッカー剥がし剤は年月が経っていないステッカーなら剥がしやすいのですが、糊が固まってしまったものは、やはり剥がせないですね。
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