
私たちのことを初めて知って頂いたみなさまに、ムスビメの生い立ちを書いていきます。第4回。
はじめから読みたい方はコチラから
聖剣製作の振り返り
5月から始めた聖剣製作。
その製作風景を写真とともに振り返っていく。

はじめは園芸用のポールにMDF板を組み合わせる。
持ち手の部分と刃の部分をイメージしながら、厚みを変えて張り合わせていく。

十分に乾燥したら聖剣のデザインを下書きし、ざっくりと丸のこで形を切り出していった。

刃や柄の部分を、ルーターを使って削り出していく。

持ち手の先には持ち主をイメージした猿の彫刻を付ける。

吠えた猿をイメージしながら電動リューターで形を出す。

組み合わせると聖剣のベースが完成した。
毎回メンバーが集まるのに日にちが空くため、ここまでに4ヶ月以上が経過している。
聖剣の塗装
ここからまた長い時間をかけて塗装を行っていった。
まずはサーフェイサーの重ね塗り。
3回に分けて薄く塗り重ねていった。
刃の塗装。
ガンメタルと薄いシルバーの2色を用意した。
マスキングテープで塗装しない部分を覆いながら、塗り分けていく。
柄の部分はゴールドに。
木が塗料を吸うため、塗料だけで1万円近くかかってしまった。
柄の部分も塗り分けていく。
全面をビニールとマスキングテープで覆い、
窪んだところだけが露出するようにデザインナイフで切り抜く。
そしてピンクを塗り重ねると色分けが完了。
最後にトップコートを吹いて聖剣の塗装が完成した。

持ち手には100均の合皮を巻く。
宝玉部分はメタリックの折り紙の上にガラスカボションを接着して製作した。
ちなみに裏は赤く光っている。

そして3月7日。
10ヶ月に渡って製作してきた聖剣を納品。
ここで「伝説の刀鍛冶」の仕事は一旦終わりを迎えることとなった。

ケヤ
いよいよムスビメが動きだしますよ。
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