オリンピックやんの?やらんの?経済効果は?

雑記
ドク
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ここ最近気になるやつ。ニュースでも動きを流してるけどさ…それで、どーなの?って事でそこんとこ書いていきます。

状況

現在、国際オリンピック委員会(IOC)及び日本政府、組織委員会、競技団体(すべてではない)、メディアが主に開催方向でどんどん話を進めている。「歴史的な痛手になる。」くらいの弁舌。反対に一般世論の中で、中止を求める声が大きな声になってきている。6/3にIOC会長がコメントしているニュースで、世論は8割くらいが反対派と…開催日程まで50日を切っており、もう間近なのに両方の声が大きく聞こえる。ナニコレ。

やりたいワケ

そう、”なんでやりたいのか”これ気になりますよね。ざっくりですが書きましょう。

  • 競技存続のため
  • 経済効果
  • イベント感での気持ちの払拭
  • 市民の健康意識へのスパイス

こんな感じと思います。

競技存続のため

これはほぼすべてのスポーツに言えること。スポンサーから出てくる資金です。これがないと、人口が少ない競技、認知度の低い競技、設備やトレーニング用施設の維持が大変な競技、それに競技自体が大きくても、もとより規模の小さい国や環境の厳しい国はリアルにそれどころではなくなるワケです。夢を持つ前に現実潰される。頑張りたくてもそこに全力で力をつぎ込めない。そうなってしまいます。

経済効果

通常なら、渡航客目当てですが今回は入国できないのでその面は期待できませんが…。それでも報道による広告。放映がらみで割と大きなお金は流れます。競技参加する方々やサポートす方々の為に動かすお金もあります。元々のコロナ前ではどっかで30兆円規模の効果の見込みがありました。この内訳は、街づくりからくるレガシー効果と大会運営費やお客さんの消費からくる直接的効果、この辺りが大きな狙い目だったと、過去のオリンピックから打ち出してました。損失額という言葉もありますね…。これ中止した場合、損失が1兆8000億円で無観客開催だった場合、損失は1千470億円となる見込み。(野村総合研究所の試算より)

イベント感での気持ちの払拭

これはコロナがもたらしている、何とも言えない迷路感といいますかモヤモヤした拘束感と不安を吹き飛ばして、多少のお祭り気分的な解放感をもたらすこと。またある一定の希望や事故無く完遂したのであれば、それは大きな自信となりアフターオリンピック時での日常の活力にも繋がるであろう狙い。

健康意識へのスパイス

単純ですが、アスリートをみて「凄い」と思わない人は居ません。特に苦手な人ほどそう思うのではないでしょうか。子供は本当に凄いと思ったところから意識を変えることがあります。子供が変わると多少ですが大人も変わります。何事も頑張っている人を見るのは憧れに近いものを感じると思います。動いてみようになるじゃないですか。すべての人ではないかもしれません。ですが確実にある一定には効果があると思います。だってラグビーの世界大会とか10年前にこんな騒いでないですよね?

いくつかワケを書いたのですが、結局はお金と思うのです。
スポンサー料、半端じゃないです。放映権とか分配して競技や地域から国へ入ります。
経済が痛手を負ってるからこそある種の後押し燃料にしたいのだと考えます。
見込んでた経済効果のうち5兆強が直接的効果でレガシー効果がその約5倍、これの単純計算で一般客より確かにお金の量は動く。また、ネガティブ要因としては、違約金の発生…

やめたいワケ

では反対のやめたい理由ですね、

  • コロナが怖い
  • まずもって現在が生活に厳しい状況
  • 先行き不安、経済効果が望み薄
  • 開催後の風評が心配

コロナが怖い

ザ!まとめになるやもしれないこのワード。そうですね、単純に感染リスクが上がるであろうこと。それによるさらなる予防措置や規制の長期化。亡くなる可能性もあり、ダメージが残ることもあるこの感染。当然です。

まずもって現在が生活に厳しい状況

中にはいらっしゃいます。就業してたのに、切られたり業務はリモートで業務効率も悪く、残業もない。お客さんは少ないし、店は早く閉めなくてはならない。業績悪化で給与や賞与が減った。こんな状況では、先に備えるどころでもない。効果云々ではなく規制や措置のない日常が欲しい。これが本気の人もいます。

先行き不安、経済効果が望み薄

前述に重複する感じですが、このまま長引くのかワクチン等抗体でコロナがなくなり、いつ経済が戻るかわからない。それでも株価や物価の高騰に振り回されている。インフルエンザだって毎年違うしコロナもすぐ変異する。終息に目途はない。オリンピックにおいて海外からの来客での収益を期待するのは当たり前だが、今回はほとんど渡航客はない。各国の人が現地にいてこそのアピールでは?このままでは国内大会の寄せ集めになりかねない。

開催後の風評が心配

これは「成功して胸を撫でおろすような感覚となるであろう。」とどっかで誰かが言うている。開催するからにはかなりの感染リスクと選手にとってはその選手生命の危機となりうる状況下での参加。そうなった場合の開催側へのイメージや対策の甘さの指摘など、悪い部分が強調される恐れがある。

とにかくコロナウィルスの脅威。コレによる今後の影響に良いイメージが持てないから。参加する方々も内心不安でしかないであろうこの状況下、果たしてベストコンディションといえるのか、それで出る結果でよいのか。終息しないこの状況を本当に脱したい人がほとんどだと思う。

まとめ

国の為の経済効果と国民一人一人の安全と安心。確かに前者は国民の為でもあるが、個人的には人が居ないと長期的な経済効果てどうなんだ?と思ってしまう。現状両方とも守りたくてどっちつかずな方針だなと感じてしまう。例え損失額にかなりの差があるとしても、人あっての経済のはず。ここは潔く中止の一言でも国内世論としては、文句は多くないのではないでしょうか。肉を切らせて骨を断つではありませんが、勤勉な日本人です。意識が同じ方向へ向けれるような決定であれば、こぼした水でも他所から汲み上げてくれるのではないでしょうか。

ドク
ドク

情報て大事よね、IOC会長ももっともな意見を出してくるけど、感覚的に弱く感じてしまう。競技保護って人命よか大事なんかな…オリンピック競技でないにしろ、競技って生み出されては消えて、また復活させたり増えたり…そんな歴史に思う。

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