お酒が苦手な人でも飲める日本酒選びのポイント
- 日本酒度がマイナス(-3.5以上)のものを選ぶ
- アルコール度数が低いことでも判別可能
- 買うときは4合瓶など小容量のものを注文する
- 自分の好みに合うお酒をいろいろと試してみよう

- ビールが苦手でいつもカクテルを頼んでいるけど、他にも飲めるお酒が知りたい!
- 日本酒のカーっと来る感じが苦手。飲みやすいものってないの?
こんな方はこのまま記事を読んでいただけば自分好みの甘口の日本酒が見つかるかも。
最後におすすめの超甘口の日本酒も紹介します。
甘い日本酒ってなんで甘いの?
お酒は糖分が発酵の過程でアルコールに変化することで出来ます。
甘口のお酒は発酵が進んでいない段階で絞ったものになります。
アルコールになる前の糖分が残ったままなので甘く感じるんですね。

自分に合った日本酒の探し方
地域によって取り扱っているお酒は様々。
置いてあるお酒も店によってそれぞれなので、記事で紹介されているおすすめのお酒がどこでも見つかるわけではありません。
それでは自分に合った日本酒はどう探すのでしょうか。
結論、お酒の表示を見ましょう。

これは「黄桜 ピアノ」というスパークリング純米酒の表示です。
近所のコンビニで買ってきました。
一般的な日本酒はアルコール度数14度前後くらいのものが多いです。
ところが、この商品はアルコール度数5度とかなり低くなっています。
つまり、発酵が進んでいない状態の日本酒なので甘口の可能性が高くなります。
また、このお酒には表記がないですが、日本酒度を指標とする見方もあります。
日本酒度
「日本酒度」とは、「特定の日本酒の中にどれくらい糖分が残っているか」を表した数値です。
マイナス(−)の数値が大きければより「甘口」、プラス(+)の数値が大きければより「辛口」ということになります。
一般的には-3.5から下が甘口に分類されます。
とはいえ、マイナス(−)の数値が大きくても日本酒っぽさが強く感じられるような日本酒もありますので、あくまで甘辛を見分けるひとつの目安になります。
おすすめの甘口の日本酒2選
というわけで、ここから紹介する2本は私が実際に出会って飲んだことのあるお酒になります。
日本酒っぽさが少なく、日本酒初心者の方にもおすすめのお酒です。
飯櫃(ぼんき)
京都嵐山の丹山酒造のお酒です。
日本酒度は驚異の-60!
アルコール度数も8度と普段はカクテルという方にもおすすめです。
お米から作られたのが嘘のような果実味と、ほどよい酸味のバランスがおいしい日本酒です。
500mlと少ないですが、大切に飲みたくなる1本です。
TERA Life is good
こちらは岐阜の林本店のお酒です。
女性の社長ならではの考えで作られた変わったお酒が多く揃っています。
TERAは「焼肉に合う日本酒」というコンセプトのもと開発されたお酒です。
普通は日本酒が主役、おつまみは脇役という構図になりがちです。
しかしTERAは肉料理を楽しませる脇役として開発されただけあり、キリッとしつつも甘みと酸味が程よくあるので、ワインのように飲めてしまいます。
720ml(4合)と1.8l(1升)があります。
リピートされる際は1升で買われてもいいと思います。
お店では買えないそうなので、購入はネットから。
まとめ
日本酒は世界への輸出は増加している一方、日本国内の出荷量は減少し続けています。
世界での日本酒の認知度が高まっている今、改めて日本酒を知ってみませんか?
お酒が苦手、カクテルからもう一歩踏み出したい!
という方にも超甘口の日本酒ならきっと好みのお酒が見つかるはず。

奥さんはTERAにハマったらしく、いつも1本は常備しています。
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