コフ 33歳の恋 その3

コフ恋


これは現在進行系の実話です。

前回のあらすじ

ドンキで買い物をして店を出るとき、肩が触れそうになりながら並んで歩く2人。葛藤していたが結局何もできず帰してしまう。なかなか会えない日々が続く中、向こうから突然の晩ごはんの誘いが


仕事を終わらせて寄り道もせず、まっすぐ家に帰り出かける準備をする
時刻は18時をまわったところだ。


 「家に迎えに行けばいい?」

 「今日は仕事だから職場の近くまで来てくれるとありがたい!」


アリアちゃんの職場は名古屋なので、待ち合わせ時間は19時だから今から出れば余裕で間に合う。


 「今から向かいます!」

 「了解!待ってまーす!!」

19時ちょっと前に待ち合わせ場所に到着して車の中で待っていると
前から手を振りながら歩いてきた。

助手席のドアを開けて車に乗り込む彼女。

 「おつおつー、待った?」

 「おつー、今着いたところだよー」

 「食べたいもの決まってるの?」

 「カレー食べたいんだけどいい?」

近くに気になるお店があるようで、そのお店に行くことにした。
車を少し走らせコインパーキングに車を停める。

歩いてカレー屋さんに向かうが少し迷って

 「道間違えちゃったwww」

笑うアリアちゃんを見て思わず自分も笑みが溢れる。

少し遠回りをしてカレー屋さんに到着し、店の中に入る。
外国人の店員さんに案内されて席に座る。

メニューを開き、どれにする?とか話しながらお互い決まったところで店員さんを呼び注文する。

待っている間、なんで今日はカレーの気分だったのか尋ねると

 「推しのキャラの誕生日で、そのキャラがカレー好きなんだよね」

アリアちゃんはアニメオタクで、なにかと話が弾む。
そこも好きな部分のひとつなのだ。

頼んだカレーがきて食べ始める。
アニメの話をしながらしばらく食べていると

 「そっちのカレーも食べたいなぁ」

 「いいよー、じゃあ交換しよ」

こっちも美味しいね、と息がぴったりでハモった。

食べ終わって店を出て、車に向かっている途中

 「まだ時間大丈夫?行きたいところあるんだけど」

 「いいけど、どこ行くの?」


その日、人生で初めてシーシャを吸いに行ったんだ。

コフ
コフ

この日からシーシャにハマってしまったんだ

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